Googleドキュメントでの文字起こし方法｜音声入力・音声データ対応

Word(ワード)からGoogleドキュメントに移行する方も増えてきましたよね。Googleドキュメントで議事録をリアルタイムで取るときマイクの音声入力で文字起こしできたり、録音したインタビュー音声を文字起こしできたら作業の手間を省けます。この記事では実体験に基づき、Googleドキュメントで文字起こしする方法を紹介し、比較します。

1：Googleドキュメントの音声入力で文字起こしをする方法

Googleドキュメントの音声入力で文字起こしをする方法を説明します。

1.1PCで音声入力の文字起こしをする方法

GoogleドキュメントからPCで音声入力の文字起こしをする方法を説明します。

GoogleドキュメントでPCから音声入力する手順：

ステップ1：Googleドキュメントを起動し、新規ドキュメントを作成しましょう。

ステップ2：「ツール」→「音声入力」をクリックします。（※ショートカットキー：WindowsはCtrl+Shift+S、Macは⌘+Shift+S）

ステップ3：マイクのアイコンをクリックし、マイクが赤くなっている間に話すとリアルタイムで文字起こしが開始されます。

ステップ4：マイクのアイコンを再度クリックし、マイクがグレーになったら録音終了です。

1.2 スマホで音声入力の文字起こしをする方法

Googleドキュメントからスマホで音声入力の文字起こしをする方法を説明します。

Googleドキュメントでスマホから音声入力する手順：

ステップ1：App StoreまたはGoogle PlayストアからGoogleドキュメントのアプリをダウンロードしましょう。

ステップ2：「+」アイコンから新しいドキュメントを作成します。

ステップ3：キーボードのマイクボタンをタップして、録音を開始します。

ステップ4：録音中に句点や読点など、必要な記号も音声から文字起こしされます。

ステップ5：マイクボタンをタップすると録音が終了し、文字起こしが完了します。

2、Googleドキュメントで音声データから文字起こしをする方法

Googleドキュメントで音声データから文字起こしをする方法を説明します。音声データや動画から文字起こしをしたい場合も、Googleドキュメントで行えます。
ただし、これはマイク入力ではなく、PC内で再生される音声を拾うために、「ステレオミキサー」をあらかじめ設定しておく必要があります。

2.1 Macで音声ファイルから文字起こしをする手順

Googleドキュメントで音声ファイルからMacで文字起こしする手順を説明しますね。
Macには、サウンドミキサーが搭載されていないため、必要な仮想デバイスをインストールしましょう。

Macで音声ファイルから文字起こしする操作手順：

ステップ １: 「Soundflower」と「LadioCast」を検索してインストールします。

ステップ ２: 「システム環境設定」→「サウンド」と進み、入力・出力共に「Soundflower (64ch)」を選択します。

ステップ ３: LadioCastの設定を以下に変更します。
　　・入力： 「Soundflower (64ch)」の「メイン」と「Aux 1」を有効
　　・出力(メイン)： Soundflower (2ch)
　　・出力(Aux 1)： 内蔵出力

ステップ ４: あとは、Googleドキュメントで文字起こしする方法と同じです。Googleドキュメントの「ツール」→「音声入力」をクリックして、音声データや動画を再生すると文字起こしが始まります。

2.2 Windowsで音声ファイルから文字起こしをする手順

Googleドキュメントで音声ファイルからWindowsで文字起こしする手順を説明しますね。

Windowsで音声ファイルから文字起こしする操作手順：

ステップ １: デスクトップの右下隅のスピーカーアイコンを右クリックして、「サウンドの設定」を選びます。

ステップ ２: 下にスクロールして、「サウンドの詳細設定」をクリックしましょう。

ステップ ３: 「録音」タブで「ステレオミキサー」を右クリックし、「有効」を選択します。既定のデバイスでない場合は選んで「既定値に設定」をクリックしましょう。

ステップ ４: Googleドキュメントを開き、「ツール」→「音声入力」をクリックしてマイク入力を開始します。

ステップ ５: 音声データや動画を再生し、文字起こしを開始します。

3：Googleドキュメントを使ってPDFや画像から文字起こしする方法

Googleドキュメントを使ってPDFや画像から文字起こしする方法を説明します。

GoogleドキュメントとGoogle Driveを併用することで、OCR技術を利用して画像やPDFから文字を抽出できます。

ただし、以下の条件を満たす必要があります。

対応形式	.pdf / .jpeg / .png / .gif
ファイルサイズ	2MB以下
解像度	高さ10ピクセル以上
画質	明るさが均一でコントラストがはっきりしたシャープな画像

GoogleドキュメントでPDFや画像から文字起こしする手順：

ステップ １: Googleドライブを開き、「+新規」→「ファイルのアップロード」をクリックして、画像またはPDFファイルをアップロードしましょう。

ステップ ２: ファイルを右クリックし、「アプリで開く」→「Googleドキュメント」の順に選択します。

ステップ 3:文字起こしされたテキストがGoogleドキュメントで表示されます。

4：【精度高い】最高の文字起こしソフトーiRocket VoxTalker

Googleドキュメントで音声データから文字起こしをする際は、「ステレオミキサー」を設定しておく必要があり、面倒で初心者には不便です。また、録音したインタビュー音声を文字起こしする際、手作業での確認と修正が必要になったり、音声が上手く認識されなかったり、途中で止まることがあります。録音したインタビュー音声を文字起こしする際、作業を短縮しようと思ったのに、結局手を加えて作業時間が変わらなかったのでは本末転倒ですよね。そんなときにオススメなのが、「iRocket VoxTalker」です。100以上の言語・アクセントに対応する、精度の高い最高の文字起こしソフトです。

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• 音質を強化、ノイズを除去、高品質の音声を生成できる
• MP3、WAVなど多様な出力＆入力フォーマット

iRocket VoxTalkerで音声データから文字起こしの方法

ステップ １ VoxTalker をコンピュータにインストールして開きます。

ステップ ２ 「文字起こし」タブを開き、「ファイルを追加」をクリックして、ビデオやオーディオをインポートします。

ステップ ３ 言語を選択して、右下の「変換」をクリックして動画や音声を文字に起こします。

ステップ 4 少し待ってから、変換された文字を確認できます。右上でコピーするか、txtファイルとして保存できます。

4、Googleドキュメントで文字起こしする際の注意点

Googleドキュメントで文字起こしする際の注意点を説明します。 以下を守れば、文字起こしの精度が上がるでしょう。

1手作業での確認と修正が必要

Googleドキュメントの音声入力は「、」や話者の区別ができないため、内容の区切りが判断しにくいです。また、正確に音声を認識できず本来とは異なる文字に変換されることもあります。議事録やインタビュー記事など読んでもらう前提で作成するなら、間違っている箇所や読みにくい箇所がないか確認して手直ししましょう。

2音声がクリアに認識されるようにする

声量が小さい、または録音の状態が悪いと正確に文字起こしされません。音声入力の精度を高めるためには、雑音の少ないところで録音・音声入力しましょう。音声データの最適化や、ハキハキと大きめの声量で話す工夫も取り入れてみてください。

3途中で止まることあり

Googleドキュメントの音声入力は、途中で停止することがあります。 音声入力が停止するパターンを把握しておくと、早い段階で止まったことに気づけて対処可能です。 以下のようなパターンで途中で停止することが多くなっています。

4発言者を区別できない

Googleドキュメントは話者(発言者)の区別ができません。対談や複数人が参加する会議などは、誰が話した内容か区別できないのが難点です。Googleドキュメントを使った文字起こしの内容は、参考程度にとどめましょう。

6、Googleドキュメント文字起こしについてよくあるご質問

1Googleドキュメントでスマホの文字起こしはできますか？

Googleドキュメントでスマホの文字起こしはできます。事前にApp StoreまたはGoogle PlayストアからGoogleドキュメントのアプリをダウンロードしておきましょう。新規ドキュメントを作成し、キーワード右下か右上にあるマイクボタンをタップすることで可能です。詳しくは、この記事の「1.2、スマホで音声入力の文字起こしをする方法」の見出し内容をご覧ください。

2グーグルドキュメントでMP3の文字起こしはできますか？

グーグルドキュメントでMP3の文字起こしはできます。あらかじめPC端末内で再生した内部音声を拾って認識するために、「ステレオミキサー」を設定しておく必要があります。WindowsとMacでやり方が違うので、この記事の「２、Googleドキュメントで音声データから文字起こしをする方法」の見出し内容をご覧ください。精度が高く、迅速かつ正確に音声をテキスト化できる最高の文字起こしソフト「iRocket VoxTalker」は、会議、講義、インタビューなど、あらゆるシーンで活躍する便利なツールです。

まとめ

PC・スマホでのGoogleドキュメントで文字起こしする方法を紹介しました。 音声入力・音声データを使ってGoogleドキュメントで文字起こしできます。   Googleドキュメントの文字起こし機能に不満がある場合は、 iRocket VoxTalkerがオススメです。100以上の言語・アクセントに対応し精度の高い文字起こしができます。 ぜひiRocket VoxTalkerをこの機会に活用しましょう。