【2025最新】MP3音声ファイルを文字起こしできる無料ツール7選

MP3などの音声ファイルを文字起こしできると、動画に字幕を付けたり、話した内容をテキストファイルで保存したりする時に役立ちます。音声ファイルを文字起こしする無料の方法を探している方に向けて、この記事ではフリーソフトやアプリなど文字起こしツールおすすめ7選をご紹介します。ツールごとの料金や対応言語、使用感なども解説していきますね。

1、MP3音声ファイルを文字起こしできるツール一覧表

以下は、MP3音声ファイルを文字起こしできる各種ツールの比較一覧表です。

2、MP3音声ファイルを文字起こしできるツール7選

それでは、音声ファイルを文字起こしできるツール7選を詳しく解説していきます。

2.1 iRocket VoxTalkerー精度高い

iRocket VoxTalkerはMP3など音声ファイルを文字起こしできるフリーソフトです。対応OSはWindowsパソコンのみとなりますが、100種類以上の言語をサポートし、文字起こしのほか、AIによる音声読み上げ機能もあるツールです。mp3/wav/m4a/mp4/movなどの音声・動画ファイルから文字を抽出してテキストにすることが可能、難しい操作を必要とせず、非常に使いやすいところが特徴ですよ。

iRocket VoxTalker

無料テキスト読み上げ＆AI音声合成＆音声クローン

無料ダウンロード 購入する

利用可能なOS:

168,282人がダウンロードしました。

• Word/PDF/テキストを読み上げ、200種類以上の言語に対応
• 3文読むだけで 99％の精度 で声を瞬時にクローン
• 文字起こし、ボーカル抽出、形式変換、録音など便利な機能もある
• 音質を強化、ノイズを除去、高品質の音声を生成できる
• MP3、WAVなど多様な出力＆入力フォーマット

iRocket VoxTalkerでMP3音声ファイルから文字起こしする方法

ステップ １ VoxTalkerをコンピュータにインストールして開きます。

ステップ ２ 「文字起こし」タブを開き、「ファイルを追加」をクリックして、ビデオやオーディオをインポートします。

ステップ ３ 言語を選択して、右下の「変換」をクリックして動画や音声を文字に起こします。

ステップ 4 少し待ってから、変換された文字を確認できます。右上でコピーするか、txtファイルとして保存できます。

2.2Notta

Nottaは利用するのにログインが必要ですが、音声データを文字起こしできる無料の方法です。無料版には制限があり、文字起こしに関しては1か月120分まで、1回にき3分までとなります。音声文字起こしツールの中でも、NottaはiPhone/Androidアプリ版、Web版、Chrome拡張機能と汎用性が高いところが特徴です。

2.3toruno

Torunoは会議の内容を文字起こしする目的で開発された音声ファイルの文字起こしツールで、ヘッドフォンやマイクを使用して録音した音声の文字起こし精度は9割以上と高く、無料版では3時間分の文字起こしを試せます。 サービス提供はWindows PCのみとなりますが、会議の内容を文字起こししたい方におすすめ。

2.4writer.app

writer.appは文章作成、音声入力、自動文字起こし、文章校正などライターが必要とする機能が揃った文字起こしアプリです。無料版では文章作成と音声入力などが使え、自動文字起こし機能は月額500円のPRO版で提供されている機能になります。音声入力を使って文字起こしした後に、文章校正機能を使いながらミスをチェックすると効率アップですよ。

2.5Google AI Studio(Gemini API)

Google AI StudioはAIにアップロードした音声を文字起こしするようにプロンプトで指示することでテキスト化できるツールです。15分以上の音声は分割が必要ですが、英語にも対応している文字起こしツールです。文字起こしされた内容がそのまま表示されるため、編集を容易に行えるところが特徴です。

2.6Googleドキュメント

Googleのツールをよく利用するユーザーは、Googleドキュメントを使った文字起こしが便利ですよ。音声入力による文字起こしは簡単に使えますが、音声ファイルから文字起こしするのであれば、Windowsの場合はステレオミキサーの設定、Macなら外部アプリが必要です。文字起こししたテキストはGoogleドキュメントで共同編集も可能です。

2.7Texter

TexterはiPhone/iPadなどiOSデバイス向けに開発された文字起こしアプリです。句読点や疑問符の自動変換をサポートしているので、後から修正する手間が大幅に省けます。mp3の音声ファイル、mp4の動画ファイル、jpegの画像ファイルなど様々なファイル形式の文字起こしができ、リアルタイム翻訳機能も備わっていますよ。

3、Word（ワード）でMP3音声ファイルを文字起こしする方法

MP3など音声ファイルの文字起こしができるWordは、Microsoft 365のサブスクリプション版のみです。つまり、無料版ではMP3音声ファイルを文字起こしできません。無料版では音声入力を利用できるので、ここでは有料版WordでMP3音声ファイルを文字起こしする方法と、無料版Wordでリアルタイム文字起こしを使う方法をご紹介します。

3.1 WordでMP3音声ファイルを文字起こしする方法

Microsoft 365のサブスクリプション版を使っている場合、Wordのホーム画面で「ディクテーション」を選び、「トランスクリプト」をクリックすると以下の画面が表示されます。

ここで「音声をアップロード」を選択すると、MP3ファイルをインポートできます。

3.2 無料版Wordでリアルタイム文字起こしを使う方法

無料版のWordを利用している場合、ホーム画面で「ディクテーション」をクリックすると、音声入力が始まります。

4、MP3音声ファイルから文字起こしをする際に気をつけるべきポイント

4.1 音声の品質を確認する

文字起こしの精度を高めるためには、クリアな音声が重要です。録音時にはできるだけ高品質なマイクを使用し、録音環境にも注意を払いましょう。また、音量が小さすぎたり、大きすぎたりすると、認識精度が下がる可能性があります。必要に応じて、音声編集ソフトを使って音質を調整し、聞き取りやすい状態にすることが大切です。

4.2 話者の識別を考慮する

会話の文字起こしでは、話者の識別が重要になります。特に、インタビューや会議の記録では「誰が話したのか」を明確にすることで、後からの確認や編集がしやすくなります。話者ごとの発話を区別する機能を持つ自動文字起こしツールを活用すると、手作業の負担を減らすことができます。話者ごとの声の特徴を記録しておくと、ツールの精度向上にもつながります。

4.3 背景ノイズを抑える

周囲の雑音が多いと、文字起こしの精度が大幅に低下します。録音前にできるだけ静かな環境を選び、エアコンの音や周囲の会話などの不要な音を排除することが理想的です。もし録音後にノイズが多い場合は、ノイズ除去機能のあるソフトを活用し、できるだけクリアな音声に整えてから文字起こしを行いましょう。特にBGMが入っている場合は、AIツールの認識に影響を与えるため注意が必要です。

4.4 話し方の速度や発音

早口や訛りが強い話し方は、AIの認識精度に影響を与えます。特に、自動文字起こしを利用する場合は、できるだけはっきりと発音し、適度なスピードで話すことが望ましいです。また、音声データに特定のアクセントや方言が含まれている場合、対応可能なツールを選ぶと精度が向上します。話す際に意識的に区切りを入れたり、重要な言葉を強調したりすることで、より正確な文字起こしが可能になります。

5、音声ファイルから文字起こしに関するよくある質問

1GoogleでMP3の文字起こしはできますか？

GoogleドキュメントやGoogle AI Studioなど、Googleのツールを使ってMP3を文字起こしすることができます。GoogleドキュメントでMP3を文字起こしする場合はWindowsだとステレオミキサーの設定、Macなら外部アプリが、Google AI Studioはプロンプトで指示を出す必要があります。

2MP3ファイルを文字起こしできるアプリは？

MP3ファイルを文字起こしできるアプリは、iRocket VoxTalker、Notta、Torunoなど色々あります。アプリによって使いやすさや文字起こしの精度が異なりますので、可能であれば無料版を試してから製品を購入すると安心ですよ。

まとめ

以上、この記事では音声ファイルを文字起こしできる無料ツール7選をご紹介しました。どのツールも無料でMP3の文字起こしができたり、音声入力を使えたりするので、気になるツールがあったら是非試してみてくださいね。文字起こしの精度の高さを重視するならiRocket VoxTalkerがおすすめです。高性能なAIによる文字起こしを体感でき、AIによる音声の作成やボイスチェンシャーなどの機能も揃っています。