最新データで見る!日本のYouTube統計情報と利用動向

最新データで見る!日本のYouTube統計情報と利用動向

2024/12/31

YouTubeは日本で最も利用されている動画プラットフォームのひとつです。本記事では、最新のデータをもとに日本のYouTube利用動向やユーザーの特徴、さらにSNS全体での位置づけを詳しく解説します。この記事を読むことで、YouTubeの現在地や今後の可能性について深く理解できるでしょう。

YouTube統計情報

1:日本のYouTube月間アクティブユーザー数

日本におけるYouTubeの月間アクティブユーザー数は約7,100万人に上ります(出典:総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 2024年」)。これは日本の総人口の約56%に相当し、老若男女問わず幅広い層が利用していることを示しています。特にスマートフォンを中心にアクセスするユーザーが多いのが特徴です。 YouTubeの魅力は、日常の隙間時間で気軽に視聴できることです。例えば、通勤中やランチタイム、就寝前など、どんなタイミングでも利用可能なため、多くのユーザーに支持されています。

2:YouTube投稿率

2.1性別ごとの投稿率の特徴や傾向

男性と女性のYouTube利用率には若干の差異が見られます。2024年の一般向けモバイル調査によれば、10代から70代の男性の投稿率は7.48%、女性は3.07%となっています。 (出典:2024年の一般向けモバイル調査)

YouTube年齢層

このデータから、男性の方がやや高い利用率を示していることがわかります。ただし、投稿率に関する具体的な性別差異についての詳細なデータは限られており、一般的には男性の方が技術的なコンテンツやゲーム実況などの分野で積極的に投稿している傾向が指摘されています。

2.2年齢層ごとの違いや特徴的な変化

年齢層別に見ると、若年層ほどYouTubeの投稿率が高い傾向があります。例えば、20代の利用率は13.3%と最も高く、次いで10代が12.9となっています。

一方、シニア層(60代以上)でもYouTubeの利用が増加しており、特に健康情報や趣味に関連する動画が人気を博しています。ただし、シニア層の利用頻度は若年層と比較して低く、月に1~5日程度の利用が多いとされています。(出典:SYNCAD)

2.3年ごとの投稿率の推移や変化の要因について

YouTubeの投稿率は年々増加傾向にあります。特に、ショート動画の普及やスマートフォンの高性能化により、一般ユーザーでも手軽に動画を制作・投稿できる環境が整ったことが大きな要因と考えられます。また、パンデミックの影響でオンラインコンテンツの需要が急増し、多くの人々が情報発信の手段としてYouTubeを活用するようになったことも投稿率の上昇に寄与しています。さらに、収益化プログラムの充実や多様なコンテンツジャンルの拡大も、ユーザーの投稿意欲を高める要因となっています。

これらのデータを総合すると、YouTubeは性別や年齢を問わず幅広い層に利用されており、特に若年層での利用率が高いことがわかります。また、技術の進歩や社会的な変化に伴い、投稿率も増加傾向にあります。今後もユーザーのニーズに合わせた機能の拡充やコンテンツの多様化が進むことで、さらに多くの人々がYouTubeを活用することが予想されます。

3:日本の人気SNSランキング

日本におけるSNS人気ランキングは以下のようになっています(出典:総務省「2024年SNS利用動向調査」)

ランキング SNS名 月間アクティブユーザー数 主なユーザー層 特徴
1 LINE 約9200万人 全世代 メッセージアプリ、日常利用
2 YouTube 約7,100万人 全世代 動画視聴、教育、エンタメ
3 Twitter(X) 約4500万人 10代~30代 ニュース、リアルタイム情報
4 Instagram 約3900万人 若年層~30代女性が多い 写真、動画、トレンド共有
5 Facebook 約2600万人 30代~50代 仕事関連、グループ活動

4:YouTube「ユーザー」に関する統計

4.1YouTubeのユーザー数

日本のYouTubeユーザー数は約7,100万人です。(出典:YouTube広告リーチ統計 2024年)。日本国内におけるYouTubeは、認知率96.4%、月間1回以上の利用率が67.3%と、無料動画サービスの中で圧倒的な存在感を示しています(出典:2019年~2024年一般向けモバイル動向調査)。これらの数値は他の無料動画サービスを大きく上回っており、YouTubeが日常生活に深く浸透していることを物語っています。

月間利用率が安定して6割以上を維持している背景には、多様なコンテンツ提供と、スマートフォン普及の影響があると考えられます。また、幅広い年齢層と男女問わず利用されている点も、YouTubeの特長の一つです。

4.2YouTubeの年齢層

YouTube利用者の年齢層の分布は以下の通りです(出典:総務省「情報通信白書 2024年」):

年齢層 利用割合(%)
18–24歳 25%
25–34歳 30%
35–44歳 20%
45–54歳 15%
55歳以上 10%

YouTube年齢層

若年層の利用が多い一方で、シニア層も増加傾向にあり、趣味や健康関連のコンテンツが支持されています。

4.3YouTubeの男女比

日本におけるYouTubeの男女比は54%は男性で、46% は女性です。これは動画ジャンルが多岐にわたるため、男女問わず幅広い層に利用されていることを示しています。(出典: Statista

YouTube 男女比

4.4デバイス別のYouTube使用状況

近年、YouTubeはさまざまなデバイスで利用されていますが、その中でも特定のデバイスが占める割合に注目が集まっています。最新のデータによれば、デスクトップ端末の利用割合は27%であり、モバイル端末が72%と圧倒的なシェアを誇っています。(出典:Semrush)。

デバイス別のYouTube使用状況

モバイル端末の優位性は、スマートフォンの普及と利便性の向上によるものと考えられます。通勤・通学中や隙間時間での視聴が可能なモバイル端末は、特に若年層において人気を集めています。一方、デスクトップ端末は、仕事中や自宅での利用において依然として一定の支持を得ており、大画面での視聴や高い操作性がその要因となっています。

このようなデバイス別利用状況のデータは、広告戦略やコンテンツ制作の最適化においても重要な指標となります。特にモバイルユーザー向けの短尺動画やインタラクティブな広告コンテンツが注目されています。

デバイスの選択はユーザーのライフスタイルや目的に大きく依存しており、今後もYouTube利用デバイスの動向に注視することが必要です。

スマートフォンが主流ですが、テレビでの利用も増加しており、家族単位での視聴が増えています。

4.5YouTubeチャンネル登録者ランキング表

日本で人気のYouTubeチャンネル登録者ランキング(2024年12月更新)

順位 チャンネル名 チャンネル登録者数
1 ISSEI/いっせい 48,700,000
2 Junya.じゅんや 37,900,000
3 Sagawa /さがわ 34,900,000
4 Bayashi TV 30,700,000
5 Saito 26,000,000

4.6YouTubeチャンネル登録者ランキング表

日本で人気のYouTubeチャンネル登録者ランキング(2024年12月更新)

順位 チャンネル名 総再生回数
1 Fischer’s-フィッシャーズ– 151億
2 Sagawa/さがわ 131億
3 東海オンエア 116億
4 Junya.じゅんや 114億
5 キッズライン♡Kids Line 110億

さいごに

日本のYouTube利用動向は年々拡大を続けています。最新のデータが示すように、YouTubeは個人、ビジネス、教育、エンターテインメントにおいて欠かせない存在となっています。

今後も年齢層やデバイスごとの利用傾向、チャンネル登録者や再生回数のランキングなどを追いながら、YouTubeの進化とトレンドを把握していきましょう。

Article by

岡田智 twitter

ライター歴10年以上の経験を持つソフトウェア分野の専門家。業界全般にわたる豊富な知識と洞察を活かし、高品質かつ信頼性の高いコンテンツを提供してきました。2021年よりiRocketチームに所属し、編集者としてGPS位置変更、動画のダウンロード&編集、テキスト読み上げ&音声編集など、最新技術に関する課題を抱えるユーザーに向けて、実績に基づいたソリューションを数多く提案。専門性の高さと実用的な視点で、多くの読者やクライアントから厚い信頼を寄せられています。

0 コメント

コメントしましょう !

お問い合わせ